「よろしく、相棒」は呪文の中でも強力な1枚です。ただ、バディ環境のバトルグラウンド(2023年3~5月ごろ)を遊んでいない人にとっては、「バディって何?」と思われるかと思います。
この記事では、「よろしく、相棒」で発見されるバディの中で強いものやお勧めの使い方を紹介し、さらにこの呪文を取るべきタイミングについて考察します。
そもそもバディとは?
一時存在したヒーロー固有のミニオンで、ヒーローパワーと相性の良い効果を持っております。一例として以下はそれぞれン=ゾス、ゼフリスのバディです。
本来ヒーロー専用のミニオンだったのですが、「バンドマネージャーE.T.C.」のヒーローパワーや今回追加された「よろしく、相棒」ではヒーローに関係なくバディを出すことができます。
ただし、バディの中には専用のヒーローパワーに対応するものがあり、それらのバディは発見対象からは外れます。このようなバディは、専用ヒーロー以外では全く使えませんからね。
(それぞれ「マスター・ウェン」、「オズマット」のバディで、それぞれのヒーローパワーに対応する効果になっている。)
特に強いバディ
出現した際に取る頻度の高いバディを紹介します。この呪文自体がグレード5なので、そこに到達できるターン(早くて8ターン目以降)を想定し、その時間帯で強いものに絞って書いていきます。
「時計仕掛けの助手」(トキのバディ)
シンプルに強い効果です。「ブラン=ブロンズビアード」か「ブランの祝福」があれば2回発動でなお強い。
「ナサノス・ブライトコーラー」(シルヴァナスのバディ)
大きなミニオンの能力を2体分、しかも狙った対象に複製できるとんでもミニオン。グレード6のバディなので、グレード6に上げていないと発見対象になりません。
「スリフゼ」(ゼフリスのバディ)
構成の完成度を上げてくれます。使う前にはいらないミニオンを売っておき、ほしいミニオンを高確率で発見できるようにしましょう。
なお、「1体だけ」といってもゴールデンミニオンのコピーは発見対象に含まれません。
「深海シェフ」(フェイリン大使のバディ)
シンプルに強い効果です(2回目)。このように、バディには強い「雄叫び」を持つものがたくさんあり、「ブラン・ブロンズビアード」を持っているときは特に「よろしく、相棒」を取りたいところです。
「赤ちゃン=ゾス」(ン=ゾスのバディ)
強い断末魔系の構成を組んでいるときに欲しいバディです。また、本来断末魔がついていないミニオンでも「海鮮丼屋」の効果で断末魔をつけるとゴールデンにできるという裏技があります。ナーガか獣が登場する場合は頭に入れておきましょう。
「ヴェーラストラーズ」(アレクストラーザのバディ)
単体ではそこそこのバディです。ただし「ブラン・ブロンズビアード」を持っており、かつグレード5にいるときに化けます。ドラゴン4種のうち、「ドラキサス将軍」「ムロゾンド」は強い雄叫びを持っており、しかもこれ自身も雄叫びのため「ブラン」と大きなシナジーがあるからです。
「砂岩ドレイク」はそこまで嬉しくないかもしれませんが、前者2枚を引けたのであればカードの使用回数が多くなるため、大きく成長することになるでしょう。
知識が必要だが、場合によっては強いバディ
「邁進乗騎マクスウェル」(サーフィンレー・マルグルトンのバディ)
自分のバディが強い場合にはぜひ使いたいミニオンです。例によって「ブラン」で2回発動しますので、もし雄叫びバディを引けた場合には合計で4回使えることになります。
ちなみにバディの一覧は、非公式サイトかつ英語ですが以下の海外サイトにまとまっています。
なお、「仮面の下の正体」でヒーローパワーが変わっている場合には変更後のヒーローパワーに対応するバディが獲得できます。
「古き狩人」、「チルウォーター所長」(テス、スキャブスのバディ)
相手のヒーローに対応するバディがもらえます。欲しいバディを持つヒーローがいる場合は、余裕があれば取ってみましょう。
ちなみに、一部のヒーローにはバディがいません。こういったヒーローと戦闘する際には、代わりに「友達の友達」(グレード5,5/6,これを売った時バディを1つ発見する)がもらえます。
「もぎり」(チケッタスのバディ)
少し話がややこしくなるので説明したくなかったのですが、かなり強いこのバディを解説しないわけにはいきません。
「ダークムーンの景品」とは、現在は「チケッタス」のヒーローパワーで得られる強力な呪文です(過去のバトグラではチケッタス以外のヒーローでも出現しました)。少し古いですが、公式サイトに一覧画像が載っています。
「もぎり」を売ったタイミングにより、取れる呪文の「景品ターン」が変わります。4~7ターン目は「景品ターン2」、8~11ターン目は「景品ターン3」、12ターン目以降は「景品ターン4」が発見の対象になります。
もちろん後に取れる景品のほうが強力なので、もし7,11ターン目に余裕がある場合はもぎりを売らずに1ターン待ってみるのもありです。
※細かい話ですが、上記画像の「景品ターン3」のうち、「窮鼠で一生終える」はターン2に移行し、代わりにターン3に「酒場のミニオンをすべて手札に加え、酒場を入れ替える」呪文が存在します。また、「ツケ」は「双呪文」ではありません。「オープンバー」は、「1ターンに5回まで入れ替えコストが無料」です。
状況に合った呪文を取っていけばよいですが、安定して強力なのはターン3では「アイスブロック」や「上級ミニオン」、ターン4では「掛け金つり上げ」や「アージェントのハッタリ屋」でしょうか。ただし他も状況がはまれば強力なので、じっくり考えるのが良いです。
バトルグラウンドではよくあることですが、過去の要素を参照する能力は攻略法が長くなりがちです。「酒場呪文のガイドとしてバディの使い方の解説をする中でダークムーンの景品呪文の使い方を解説する」という大変ややこしい説明になってしまいました。話をバディに戻しましょう。
使い方を知っておきたいバディ
「クロミー」(ノズドルムのバディ)
単体だとそこまで強くないですが、「腹減りフェルバット」がいる場合はひたすら入れ替えするだけで食べるミニオンのサイズが非常に大きくなります。
「マグナス・マナストーム」(ミルハウスのバディ)
テキストには書いていませんが、呪文を買った場合は同グレードの呪文を追加します。「救世主ナラァ」がいるときにグレード1の安い呪文を買いまくると呪文使用回数を稼ぐことができます。
「タスカーの襲撃兵」(パッチーズのバディ)
「この対戦で手札から使用した海賊」の枚数に反応します。序盤から「宵越しの博打打ち」を買えるときはとりあえず買って、必要なければ売る癖をつけておくとちょっと得できます。
他にも細かいTipsは無数にあるのですが、書いていくときりがないのである程度大切なものに絞りました。あとはテキストを見ながら適当に考えて覚えていけばよいかと思います。
結局、いつ買えばよい?
強いバディが多いですが、4コストと高いためいつでも買えるものではありません。買いたいタイミングについては、以下のように考えています。
- 他の場合は、買わないほうがいいことが多いです。ここで示したバディは強いですが、実際には何もしないようなバディも多数います。バディは数十種類もいるので、特定の1体を目当てにした購入はお勧めできません。
- しいて言えば、断末魔ミニオンを軸とした構成を組んでいるときには引いてみる価値があるかもしれません。「赤ちゃン=ゾス」や「スリフゼ」が大当たりになる他、何かと高グレードミニオンを要求されるため「時計仕掛けの助手」や「赤ちゃんコドー」、後は「墓所潜入士」もそこそこ良いです。
- あとは構成の軸が見つからないようなときに、同じく「時計仕掛けの助手」などを目当てに取ることもあり得るかと思います。